東京大学法学部卒、現在横浜国立大学法科大学院の藤澤さんによる、実演込みの本格カレー作り入門講座でした。
まずはモンテベルデに入って、用意されている材料の多さにびっくり。
数々のスパイス、自家製のペースト、ダシ、下処理されたモツ。
数時間単位での下準備があったそうです。ご準備、ありがとうございます。
さて、まずは取り急ぎスパイスをいため、トマトペーストを始めとする 材料を鍋にいれ、ふたをして煮込んでからカレー講座は始まりました。
驚いたのは、カレーには厳密な定義がなく、とりあえず「香辛料を使ったもの」というざっくりした条件しかなかったのです。
しかも、今日日本で親しまれているカレーは、インド発祥ではなく、イギリス発祥なのでした。
(講義中断、カレーを混ぜる藤澤さん)
カレーに使用するスパイスはいくつもの種類があり、好きに組み合わせることで自分のカレーができます。
今日のカレーは夏らしくさっぱりとして後味がすっきりしたものを作っていただきました。
一通りの講義が終わり、モンテベルデさんのおいしい朝食に加え、できたてカレーをご飯にかけていただきます。
みんな「辛い!」といいながらももりもり食べて、ついには鍋が空になりました。
カレーは誰でも作れる料理であり、それでいて奥が深いです。
高級レストランで食べるカレーもあれば、屋外でわいわい食べるカレーもあります。
なんと懐の広い料理かと、あらためて見直したカレー講座でした。